キリスト教

永遠を思う

75年目の滴下実験 | スラド 上のショウジョウバエの実験について書いたブログについでに、石油ピッチの滴下実験についてリンクが貼ってあった。この実験については以前から知っていて語りたかったのだけれど、どこの大学だったのか判らなかったので書けなか…

「そろそろ進化の話をしよう」の本題

というわけで、コメント その1 今も使われているか知らないけれど、昔イギリスで、工業化が進んだ結果、色の濃い蛾が増えたという話があって、工業暗化とか、自然淘汰説とかいう現象の例とされた。うろ覚えだけれど、公害対策が進んで煤煙が減った結果、工…

「そろそろ進化の話をしよう」の前提

最初に、記事本文を読んでもらわないと話にならないのだけれど、進化論について興味の無いひとには縁の無い話なのでスルー推奨。

放言の効用

昨日知り合いの牧師先生にお聞きした話。その先生は、あるキリスト教のイベントの連絡先をかって出ておられていて、御自宅の電話番号を公表しておられる。 最近その電話番号に、抗議の電話がかかってきたそうだ。電話の主は、キリスト教は独善的であり、排他…

失言について

小沢さんが「排他的で独善的な宗教だ」と批判したとのこと。このことで幾つかのことを考えた。 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091110/stt0911102121020-n1.htm キリスト教はもちろん独善的だ キリスト教の特徴だと思うのは、客観的かつ実存的…

異端

統一協会と関連がある(とされる)会社が詐欺的な手法で高額な印鑑を売りつけていたとのことで、統一協会にまで捜査が入った。「やっと始まったか」と思いながら、ネットの情報を見て回っていたら。2チャンネルのまとめサイトにこんな文章があった。 79 :名…

聖書信仰

先日、日曜日の礼拝の時に、ギデオン協会の人が教会に来た。 ギデオン協会ってのは、ビジネスホテルなんかに泊まって、デスクの引出しを開けると聖書が入っていることがあるでしょ?その聖書を配っている団体です。ホテルに配るほか、学校の校門前で配ったり…

信仰的確信

数エントリー前にも書いたけれど、世間には実に多様な人たちがいる。自分はその人たちと出来るだけお付き合いできるようにしようと思っている。 上の話で言えば、教会の中に、処女降誕が単なる象徴で歴史的事実ではないという人たちがいても、処女降誕なんて…

前振りとしての書評

もう一年以上前だけれども、教会のおば様方のお一人に「『婦人会』のお勉強会で読む本がないかしら」とか尋ねられた。ちょっと難しいかなと思いながらも、「長老教会の問い、長老教会の答え」をお勧めした。一年程たって、まだ全体の十分の一程度しか読み進…

宗教的認識の続き

昨日、他人の証しに辟易した話を書いたけど、別に彼女のことやその証しを否定しようというつもりは全くないことを改めて書いておく。 昨日の話は要は、キリスト教でよくある「証し」は、出来事の因果関係の評価が客観性がないこと、その出来事自体が一般化で…

宗教的認識

他の宗教のことはよく知らないけれど、キリスト教では時々「証し」ってことをする。要は自分の宗教的体験を披露することなのだが、教派によっては、これを重視して、みんなそれぞれ自分の持ちネタがあったりする。私のところの教派はそれほど「証し」を重視…

受難週なんで、毎日エントリーをしようと思ってたんだけど、挫折したよ

これは、また聞きで聞いた話。

短めのネタ

もう一つ、その席での話。

キリスト教はお節介

前にも書いたことがあるけれど、ちょっとした伝手で坊さんの知り合いがいて、彼を含めた坊さんたち数人と、年に一度か二度くらい一緒に呑みに行く。彼は私がクリスチャンであることを知っていて、日本のキリスト教がいかにダメか虐めてくる。私は面白がって…

キリスト教ナショナリスト待望論

受難週なので、最近経験したり聞いたりしたクリスチャンの話をするよ。

内田先生

あなたの隣人を愛するように、あなた自身を愛しなさい - 内田樹の研究室 御承知の上でおっしゃっているのかもしれませんが、 現行の日本聖書刊行会の口語訳と私が読み上げる聖書の訳語は少し違っているようである 日本聖書刊行会の出版しているのは「新改訳…

悼む

昔お世話になった牧師さんが召された(亡くなったって事ね)。で、葬儀に出た。その先生の息子は自分よりも少し年下で、当然子どもの頃からの知りあい。当日葬儀の司式をした牧師は、自分よりも少し年上で、同じく子どものころからの知りあい。私はそれぞれ…

ミルトンとニーチェ

また町山智浩さんのボットキャストhttp://www.enterjam.com/tokuden.htmlにインスパイヤーされて書きます。と言ってもミルトンの「失楽園」もニーチェの「悦ばしき知識」も読んだわけではなく、単に町山さんのコメントに脊髄反射しているだけですので、的外…

それは割とよくある話

一生懸命人を集めて、彼らが喜ぶように、楽しめるように一生懸命工夫して、コーラスをすることを思い付いて、能力のある人を連れてきて指導をお願いして、あっちこっちに勉強に行ったり、何年もかけて立ち上げてきたのに、ここ二か月くらいの間に、人間関係…

不幸な人生

業田良家が小林よしのりの雑誌で描いた(らしい)「慈悲と修羅」という漫画を読んだ。ネットで公開されているので、見て貰うのが話が早い。ただしグロ耐性が無い人、激し安い人、小林よしのりの政治的立場に耐えられない人は止めておいたほうが吉。あとで苦…

洗礼と聖餐

以前書いた話の方が亡くなった。思っていたよりもずっと早い召天だった。結局洗礼は受けずに亡くなった。今考えてみると、役員の人は、私らなんかは知らない彼の状況を把握していて、急がないといけないと分かっていたのかもしれない。でも、それにしてもあ…

敬愛する町山智浩様

いつも、ブログの更新を楽しみにして読ませていただいております。ポッドキャストも楽しませていただいております。 10月14日付のブログと同日づけのTBSラジオの「レリジュラス」と言う映画の紹介も面白く聞かせていただきました。その中で、一つ教え…

ますます苛々してるなぁ

先日、教会のオバサンの一人の御主人が入院した。御主人は、教会にはほとんど来たことがない人。時々奥さんの送り迎えをしたり、行事の時に顔を出したりするので、教会の人とは顔見知り程度。でもって、この前の日曜日に牧師と教会の役員をしてる人との会話…

ちょっと苛々してるなぁ。

知的なバックボーンに裏打ちされた会話は見ていて楽しい。聞いてる自分も判らないのでは元も子もないけれど、話を聞いていて「あぁー、あれはそういうことなのかぁ」と知識と知識が結ばれる瞬間は快感だ。 で、牧師の話なんだけど、かつて神学は「諸学の女王…

我は聖なる公同の教会を信ず

こっちは、堂々とトラックバック。 我なにゆえに教会を信ずるか - あんとに庵◆備忘録 内容はほとんどそのまま同意。日本のプロテスタントのクリスチャンの中には、この点が弱い人が多いような気がする。プロテスタント教会は、カトリックに比べて、弱い。 カ…

トラックバックをいただいた

http://d.hatena.ne.jp/ragaraja/20080809/1218263752 どーでしょう。と訊かれたから応えようかなと。 wikipediaを見ると、 焼香(しょうこう)とは、仏教において、香を焚くこと。特に、仏や死者に対して香をたいて拝むこと。 とある。また 心と身体の穢れ…

多宗教共存

先日、インドネシアで長年宣教師をしていた人の話を聞いた(うわっ特定されちゃうかな。。。わくわく)。 御承知のようにインドネシアのメジャーな宗教はイスラム教である。インドネシアは面白くて、法律で国民は皆、イスラムか新旧のキリスト教、仏教かヒン…

焼香

実は、昨日は、知り合いのオバチャン家の葬式だったんですよ。そのオバチャンのお母さん、齢九十才を越えた大ばあさんが亡くなったのです。私とオバチャンはクリスチャンで、要は教会つながりなんだけれど、そのオバチャンの家はオバチャンの家族以外の親族…

弔辞

赤塚不二夫の告別式のニュースを見た。タモリが弔辞を読んでいた。タモリと赤塚不二雄の関係は以前から知っていたので、彼がこの件についてどうコメントをするか聴きたかった。 とても良い弔辞だった。最近人の死にすぐ涙してしまうようになったが、ワイドシ…

知性とキリスト教

2008-07-13を聴いた。 日本人だってそこそこ馬鹿だって気もするけれど、面白かった。町山氏は、近年のアメリカ人が馬鹿になった理由として、元来アメリカが持っていた反知性主義に加えて、近年のキリスト教原理主義が持っている反科学主義があることを指摘し…