社会

知性とキリスト教

2008-07-13を聴いた。 日本人だってそこそこ馬鹿だって気もするけれど、面白かった。町山氏は、近年のアメリカ人が馬鹿になった理由として、元来アメリカが持っていた反知性主義に加えて、近年のキリスト教原理主義が持っている反科学主義があることを指摘し…

ファンの人ゴメンね

80年代末から90年代のバンドブーム真只中に青春を過ごした者としては、あの頃の音楽は、特にファンだったというのでなくても少なからず思い入れがある。最近、バンドブームのリバイバルで、バンドが再結成したり、カバー曲が出たりしてる。カバーの氾濫…

マスコミはこう言うとき率先して一週間くらい喪に服してくれないかな?

アニメがどうとか、インターネットの掲示板がどうだとか、格差社会の病理だとか、派遣の悲哀だとか、パワハラがとか、色々言われているけれど、アーミーナイフを規制するというのは斜め上過ぎてネット上には失笑が満ちている。 彼の年齢がちょうど八年前に「…

キリスト教+社会派でググってたら

こんなエントリーを見つけた。先日私のトコでも取り上げた、ミストについての超映画批評についての批評だ。 http://d.hatena.ne.jp/S2D2/20080515/p2 更に、はてなブックマーク - 超映画批評『ミスト』90点(100点満点中)経由で、 2008-05-16 - 絶叫機械+…

四川省がんばれ

涙が出るよ。あの時、自分は何にもできなかったから、せめて次回はもっと上手く動くぞとか思っていたけど、一つも動けない今の私がいる。せめて祈ろう。

死刑廃止と裁判員制度について

まあとりあえず、リンク先を読んで頂戴 超映画批評『ミスト』90点(100点満点中) スティーブン・キングは、名前を気にしてはいたんだけど、今まで食わず嫌いというか、ちょっと手を出しかねていたんだよね。これを機会に読んでみようか。だいたい映画館で映…

「三びきのやぎのがらがらどん」と自己犠牲

「三びきのやぎのがらがらどん」という昔話の絵本がある。自分が子どもの頃からあって、印象的な絵本の一つだった。だからこそ自分の子どもにも買ってあげて読んであげた。 ところで、この話で昔から不思議だったのは、どうして大きな山羊のがらがらどん(以…

チューリップと硫化水素

硫化水素を発生させて自殺する人が絶えない。以前も練炭自殺が流行ったことがあったけれども、なぜにこんなにオリジナリティーがないのだろう。もう少しみんな工夫したらいいのに。 それはそれとして、硫化水素は止めた方が良い。何よりも、死ぬ時くらいでき…

マニフェスト選挙に反対する

前から書こうと思っていたけれども、今ちょっと検索してみたところどうも書いてなかったみたいだから書きます。しばらく前から、選挙公約の代わりにマニフェストというものを出して、それを配ったりすることが流行っています。いわゆる改革派と呼ばれる地方…

終風爺のところを経由して、この記事を読んで、全然関係ないけれど思ったこと。

社会の構成員は、その社会共通の価値観で結びついており、その価値観と事なる価値観を持つ集団を(潜在的な)敵もしくは対抗者と見なす。 対抗者を意識する必要がない社会は、不幸を感じないで済む。 対抗者を意識することができる社会は、不幸を克服しよう…

ふざけんな海江田万里

東京ではネットしていないはずだから、首都圏の人はほとんど知らないはずだけれども、平日午後二時から讀売テレビ製作の「ミヤネ屋」というワイドショーがある(参照)。そこでついさっき、チベット暴動の話をしていた。そしたら、コメンテーターの一人だっ…

感想文

短編小説 2008年のダライ・ラマ6世: 極東ブログ こんどはゲンヨウ王がダライ・ラマ7世を立ててチベットに送った。その後、チベットは清朝に保護されるようになった パンチェン・ラマが実質的に漢民族に握られ、ダライ・ラマが亡命している現在、ダライ…

またNHK

と言っても、昨日のネタエントリーを書いて、今朝になったら思い出した事。 以前、NHKラジオで、老後をシングルで生活する話をしていた。 誰だか聞かなかったけど、たぶん物書きのオバサンが、一生懸命シングルで生活することを持ち上げていて、「自分は…

大統領選挙雑感

単なる判官びいきだと思うのですが、これだけオバマが優勢になると、ヒラリーの方がいいんじゃない?とか、マケインだってイイ奴っぽいじゃんとか思い出した今日この頃です。昨日のニュースで、小浜市の例の勝手連の話題で、拉致家族の地村のお父さんがイン…

一般論として。

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/domestic/1981_killing_in_la/ ブラジルなんかは、憲法で自国民を他国に引き渡さないのだそうで、日本で犯罪を犯した犯人でも自国で裁判するのに、日本は日本の裁判で無罪が確定した人が、内容も判らない「新証拠」とやらを…

18年後のカタストロフィー

これまでも幾つかのスクープを独占的にものにしてきた虚構新聞が、またしても全世界を震撼させる記者会見を独占スクープした。なぜか、全世界に向けて発信された筈の米大統領の記者会見や全国民向けの首相の記者会見であるにも関わらず、虚構新聞社しか記事…

冤罪って?

まぁ、発言した人物がオオボケ連発であることは置いておいて。 朝日新聞社説:法相冤罪発言―仏の顔も三度だ 冤罪は、無実の罪で有罪判決を受けてそれが確定した場合だ。富山の強姦(ごうかん)事件では、被告の有罪が確定して服役した後に、真犯人が明らかに…

定点観測

13年前は、翌日の準備を2時頃までして、翌朝のために寝ていた。 今朝は、翌日の準備に追われてほぼ徹夜。 進歩していないのではないと思いたい。 単に後ろを振り返る余裕がないだけ。

ブット女史遭難

人が生涯を終えるというのは全く唐突かつ不条理であったりする。しかし歴史になってみるとそこに必然性が見いだされたりする。この出来事がパキスタンの歴史や世界の歴史にどのように意味を持つのだろうか。

創造論博物館

これも数日前の話だけれど、アメリカ南部の、創造論に基づく歴史博物館の取材をやっていた。観覧してた(もちろんエバンジェリストの)オバサンとオネエサンがコメントしていたけれど、オバサンは単純に「こんな素晴しい施設!」とか言っているだけだったけ…

男脳と女脳

もう数日前の話になるのだけれど、みのもんたの昼間のテレビで、男女の感情の違いと脳の構造の話をしていた。それによると、男性は感情を海馬で扱うので、意識的にコントロールできず、すぐに失ってしまうが、女性は、大脳皮質で感情を扱うので、意識的にコ…

先日第三子が生まれたわけよ

これで我が家もめでたく子沢山だ。 って言うのはともかく、我が家の子どもたちは、上から、男、女、男なわけですよ。 で、数人から、「ちょうど一姫二太郎で良かったね」と言われたわけです。 しかもけっこう年齢がいってる人から。 「それって一番目が女で…

敬称(?)

メンバーとか、タレントとか変な敬称が使われるようになって以来、報道で人名の後に付ける敬称が気になることが多くなった。ちょっと二つ重なったので、書いておこう。 一つは、おめでたい筈の結婚の話題 タレントの細川ふみえ(36)が、今月1日に結婚し…

一連の食品偽装で判ったこと

賞味期限を過ぎても大した問題ではない 作る人も食べる人も本物の味なんて判っていない あと一個、肝心の落ちが思いつかない

ソースを示せ

今、同じ県内で、祖母と孫二人の行方不明事件が起こっていて、ワイドショーなどは、その話題で持ち切りである。同じ坂出市では、こんな行方不明事件も未だ未解決なのだけれど、そんなことは無かったかのように、ワイドショーはこの話題で持ち切りである。私…

投票の取りまとめ

時々、選挙違反事件で、「お金を渡して票の取りまとめを依頼した」って事件があるけれど、取りまとめる役の人は、自治会長とか、業界団体の長とか、会社の管理職とかだったりする。って事は、普通の自治会員とか、業界団体員とか、会社員って、上役(?)か…

久々に書こうか

大連立の話を見ていると、「会議で決める」ってことが判ってないんじゃないかな。と思う。党首会談で密室でどうのこうのと言うことではない。(それも含まれるかもしれないけれど)日本の国は一応会議でものを決めることになっている(筈だと思う)。しかし…

麻生太郎を断固支持する(ただし同情的に)

自民党の総裁選挙は、一晩たったら大勢が判明し、始まったときには終っていた。バカを見たのは麻生太郎である。確かに、参院選が終る時に、安倍続投を決定した最大の戦犯は麻生氏なのかもしれない。しかし、誰がどう指示しようと最終的に続投を決めたのは安…

子どもを失った親のために

ずっと以前に、裁判は遺族の癒しのための場ではないということを書いたことがある。 [社会][キリスト教]心の傷 [社会]被害者の裁判参加に反対する ではどうしたらよいのか。 死を解決するには、それを客観視すること、自分の中で位置づけ、意味付ける…

本日のミスリード

こんな引用のされ方をしたら、記者会見なんて怖くて出来ない。(私が記者会見を開くことはおそらく一生無いだろうけど)タイトルに出て来る「意味深発言」なるものは、全て本来の文脈を全く無視した引用をされている。ヒドイものだ。 離婚間近?竹内結子意味…