18年後のカタストロフィー

これまでも幾つかのスクープを独占的にものにしてきた虚構新聞が、またしても全世界を震撼させる記者会見を独占スクープした。なぜか、全世界に向けて発信された筈の米大統領の記者会見や全国民向けの首相の記者会見であるにも関わらず、虚構新聞社しか記事にしていない。恐らく、その内容があまりにも衝撃的であるために、他の報道機関は報道に躊躇しているのではないかと推察する。その内容と言うのは、今から18年後に地球は消滅するというものである。
http://www.f7.dion.ne.jp/~moorend/news/2008022101.html
http://www.f7.dion.ne.jp/~moorend/news/2008022201.html
今や、道路特定財源がどうとか、サブプライムローンがどうとか言うのは、政治的な課題ではなくなった。18年後をどう乗りきるかが、最大にして唯一の人類の課題となったのである。

とまぁ、書いてみたものの、実は何とも拍子抜けだった。事前の前フリ記事を読んでいた時から、「破局」の匂いはプンプンしていて、虚構新聞の廃刊とか、そんなことなのではないかと思ってドキドキしていたのだが。。。
拍子抜けの理由は、「地球消滅」という内容ではなく、18年という期間ではなかろうかと推察する。18年というのは、実に微妙な期間で、確かにすぐと言えばすぐなのかもしれないけれど、吃驚して腰をあげるほどすぐではない。これがもし、「あなたがこの記事を見ている今から10秒後に・・・」だったら、少しは衝撃的だったかもしれない。(逆にネタ臭すぎるかぁ)


事程左様に、人は終末に対して備えないものなのだなぁと実感した次第。
このシリーズは、しばらく続くそうだけど、どうなるのかしら。


それと、主筆はお疲れの御様子。そういう方だとは知らなかったのですが、ネット越しに慰められたり叱咤激励してもらっても良い結果にはならないですヨ。キチンとした医者に抗うつ剤でも処方してもらって、マクラ抱いて蒲団被って黒ワンコが通りすぎるのを待つしかないでしょうね。