ソースを示せ

今、同じ県内で、祖母と孫二人の行方不明事件が起こっていて、ワイドショーなどは、その話題で持ち切りである。同じ坂出市では、こんな行方不明事件も未だ未解決なのだけれど、そんなことは無かったかのように、ワイドショーはこの話題で持ち切りである。私の周りでも結構盛り上がっているが、あまりにも登場人物が少なく、犯人候補は登場人物1が最有力。後は、「その他」である。今日あたり登場人物が増えそうだけど。
それはそれとして、前から気になっていたのが、事件の捜査について報道するニュースで「○○が判りました」と言うこと。単純に言って、三種類考えられる。

  1. 警察が、その可能性を始めて把握したことを公表した。
  2. 警察が、今まで発表していなかった可能性について公表した。
  3. 警察の公表とは別に報道機関がその可能性をつかんだ。

しかも、その「判った」がほぼ確実に事実であるのか、疑われるのか、噂(ないしは証言)があるのかによって、話はずいぶんと違ってくる。

報道はその当たりをキチンと区別して報道して欲しい。

と言うのも、実は以前、私の知人がちょっとした事件を起こしたことがあって、それは地方新聞に載ったのだけれど、実際にはやってもいないことを「○○の疑いもある」と警察が公表したことで、まるで実際にそんなことまでやっていたかのような目で見られたことがあったのだ。どうも被害者が、ありもしないことを言ったようなのだ。確かに、悪いことをしたのは事実で、それは罰せられるべきなのだが、してもいないことまでしたかのように言われるのはひどい話だ。

そんなわけで、お父さんうたがってゴメンね。