定点観測

なんと25年も経ってしまった。

気づくと自分の人生の半分が震災後になる

2〜3日前のテレビで見た話、息子が灘区の下宿で亡くなった父親が残した詳細なメモ書きが残っていたそうで、母親と妹さんがインタビューに答えていた。父親は数年前に亡くなったんだそうだ。母親も当時20代だった妹さんもそれなりに年齢を重ねている。残った写真や録音だけはそのまま。

父親の思いもそのまま、母親たちの思いもそのまま。

一体これはなんなんだろうと思った。

あの時火事の煙を眺めつつ助けに行かなかった自分を思い出した。