歴史に生きるということ

NHKの「探訪ロマン世界遺産  スペシャル エルサレム・34億人の聖都」を見た
http://www.nhk.or.jp/sekaiisan/card/cardr054.html

色々と考えさせられるものだったし、興味深いものだったけれど、本筋とはちょっと別のところで衝撃的だったのは、イスラム岩のドームを案内してくれた博物館の人が、ムハンマドの高弟の子孫で、「千年前の十字軍進攻の時に自分の一族で340人が虐殺された」と言うところ。
彼はまさに千年前の歴史との繋がりの中で生きていると思った。
それに比べて日本人はどうよ。60年程前に自分の一族が何人殺されたか知ってる?何人殺したか知ってる?
歴史を学ぶということは、歴史上起こった出来事を自分の身の上に起こった出来事として感じることだと思った。