不在の時間

今、ウチの教会の掲示板に、一枚の捜し人のポスターが貼ってある。



大西 ゆうきちゃん(女児 5才)
特徴:おかっぱ頭、細身
身長:106cm(幼稚園年長児)
体重:15.5kg
服装:長袖シャツ(赤とオレンジのしま模様)
帽子(ピンク左側に花模様)

(画像は二枚とも、DARTH GODZILLA2000's WEBLOGさんのところから、無断でお借りしました。感謝)

4月29日に五色台学運営協議会主催のタケノコ堀りイベントに参加して行方不明になったとの事。ニュースは聞いていたが、数日してから、ポスターを送っていただいた。彼女は高松市内のキリスト教会付属幼稚園の生徒なんだそうだ。さっそく掲示板に貼って、はや2カ月ほど経とうとしている。
 今日このポスターを見て、なんとなく「何時外そうかな」とか思った。ずいぶん長い間掲示してある。他の掲示物は、もうずいぶん入れ替わっている。
でもすぐに気が付いて愕然とした。「そんなに長い時間経って、まだ見つかっていないんだ。」三カ月も経って、こちらにとっては、もう既にニュースとして色あせようとしている。でも家族、特に親にとって、この三カ月は毎日毎日が身を引きちぎられるような三カ月であったろう。そして今日も、もしかすると明日も、その日々が続く。まだまだこのポスターを外す日は来ないな。と思った。

どうか、親御さんの願いが聞き入れられますように。