行き違いについて

昨日の「夜回り先生」の話について。
はてなキーワードで、この話題を取り上げている日記を回ってみて、面白かった。先生の行動を支持して居る人は、先生のその真っ直ぐさが先生らしいとしている。で、思い出したのが、どこでだったか、先生のことに触れて、「こう言う真っ直ぐな人は周りから鬱陶しがられるだろう」というのがあったことを思い出した。自分のポリシーのためには、何百人かの人ががっかりしても良いと思ってるんだろうなぁ。
※追記(5/10)「良いと思ってる」はちょっと言い過ぎかな。と反省。
 各自「残念ながら仕方がない」くらいに脳内変換して下さい。

では、「主催者側のミスだと思います。水谷さんが、有料の講演をやらないことは、以前にも報道されていたし、彼の言動を見ていれば当然解っていることだと思うんですよね。それを知らずに、そういうセッティングをしたのであれば、あまりにもリサーチ不足。」と言ってます。まぁ。確かにそうだろうなあ。
でも、では、有料で実施される先生の公演の案内があったことを挙げて、「そんなにいくつも、勘違いで有料の講演を引き受けてしまった、なんてことが相次ぐとは思えないんだよね。たまたまそういうメール送信してきた人がいたから、(有料講演はやっていない、と)とってつけたように感じられる。」と指摘している。
ニュースの最後「実行委は『入場料の件は事前に水谷さん側に伝えていた』としている。水谷さんは『聞いていない』と話した。」と言うのが気になる。どっかで、連絡の行き違いがあったに違いないが、どっちもどっちなんじゃないだろうか。それと主催者が払い戻しをしたにも関わらず、講演をしなかったと言うあたりも、単に先生のポリシーの問題ではなく、感情的な行き違いが生まれてしまったのではないかと感じさせる。