訃報

ちょっとだけ知り合いだった牧師が亡くなったんだそうだ。長い間、というかその牧師としての人生の全てにおいて、病と戦いながら、しかし一つの教会にとどまらない働きをされていた。十年ほど前、一時的に元気を取り戻した時期に、講演をお聞きすることがあり、その得意分野についてお聞きした。その分野においては私たちの教派では追随するものはない程だった。その後再び体調を崩しておられたとお聞きし、直接お会いすることはなかったけれど、色々なところでその牧師の書いたものを見て、「体調が悪いはずなのに頑張ってるなぁ」と思っていた。でも、まさかこんなに早くなくなられるとは思ってもいなかった。人が亡くなる時は誰でも突然だ。
先生の家族のことは何も知らないのだけれど、家族の上に慰めがありますように。