若いと言ってもらえてるみたいでありがたいのだけど。

 あんまりお付き合いいただくのも恐縮なので、今回はトラックバック無し。無断引用だけ失礼します。

>> 先達の成功・失敗、愚行・善行、その全てを、それが自分の父母であ
>>るように受け止めることなのだ。
日本人に一番欠けているのが、ここだと思う。朝鮮人は、壬申和乱壬辰倭乱を自分のこととして語るし、ユダヤ人はホロコーストを自分のこととして語る。逆に捕囚の解放とか出エジプトをも自分のことのように語る。日本人は原爆や東京空襲でさえ自分のこととして語れないんじゃないかと思う。


>> だが、日本はルワンダと同じような状況になったことはない。
(中略)
>> 関東大震災朝鮮人虐殺はルワンダ虐殺とは異なったものだ。
>> それがどのように異なっているかを日本人が内的に問うことが日本人
>>に課せられた課題であり、その考察と日本人同士の対話が果実を結び得
>>るなら、日本人の未来に類似の悪夢を消し去ることが可能になるだろう。

それはその通りだと思う。
でも、町川氏が恐れているのは「だって日本はルワンダと違うじゃん」と言って思考を停止してしまう事なのだと思う。


ついでに、本題と合っているのかずれているのか判らないけど。

>> 日本人は朝鮮人に憎悪の感情を向けていたわけではなかったし、そう
>>思われるような事件もなく、その後もない。

>> 特に重要なのは、関東大震災朝鮮人虐殺といっても、その部落襲撃
>>もなければ、その所有物の盗み出しなどもないという点だ。

特に憎悪もしていない相手を、所有物を奪おうと言う動機もなく虐殺をするのが、わたしら日本人の怖いところなのではないかと思う。
むしろ日本人は、自分より上の者、自分を抑圧する者になびき、自分より下の者を叩く習性があるのではないかと思う。


※追記、ふと気が付いたら、間違えてました。ちゃんと確認しないと駄目です。