トップの選び方。

いよいよ、根競べが始まる。
 昨日のエントリーに「谷○子」のキーワードで来ている人がいた。あれ読んで気を悪くしなければよいけれど、ちなみに「阿武教子」で来た人はゼロ。今日はそっち系のキーワードが引っ掛からないようにっと。
閑話休題
宗教団体に限らず、ある組織を維持発展するために最も効率的な手段は、第一には、如何に有能なトップを選んで、その人物に権力を集中させるか。であり、第二に、トップの判断が誤っていたとしてもその人物への忠誠心が損なわれないような制度を如何に構築するかということ。ではないかと思う。
その点、ローマ教会は、何しろトップは神の代理人なのだから、絶対服従が前提。どんなに人工妊娠中絶を推し進めたくても、同性愛を支持していても、パパが反対なのはもう仕方がないこと。「困ったパパ様だなぁ」とか思いながら、ブツブツいうのが関の山。
そんな人々が唯一おおっぴらに自分たちの主張を押し通そうとすることが出来るのが、コンクラアベ。ここぞとばかり、自分たちの主張の代弁者をトップに据えようとする。そんなときに、秘密の投票会議ってのは、これはもう最適な方法ではないか。選挙権を持つのは、知性においても信仰においても政治的にも最高の判断力を持った人々ばかり。外野の声は届かない。衆愚政治には陥らない。で、選挙結果は絶対的な支持を保証されている。みんながんばってね。